AGSの特徴と内容

AGSの特徴と内容

地球環境の保全をしつつ持続的な発展を成し遂げるため、AGSは次の3点:1)研究、2)将来の世界を担う若者の教育、そして3)AGSの成果の社会への展開(アウトリーチ) を目標としている。

1)研究:

産学を横断する研究によって新しい学問を創造し、地球環境の改善に向けた科学的な理解を促進する。重点的な研究領域は、(1)水と食糧、(2)エネルギー、(3)移動手段(Mobility)であり、これらが組み合わされた研究、例えば急激に巨大化しつつあるアジアの大都市(Megacity)の抱える課題の解決など にも重きをおいている。
具体的な研究課題として、次に挙げる六つの研究領域を設定している。

  • 地球規模の気候変動
  • 資源の管理と健康影響
  • 将来の都市・エネルギー・交通
  • 持続的生産プロセス
  • 環境政策立案・提示 
  • 発展途上国協力プロジェクト

2)教育:

さまざまな分野で持続可能な開発に挑戦できる知識と能力と熱意を備えた次世代のリーダーを育成する。

3)アウトリーチ:

学術研究に留まらず、政府の政策決定や、企業の生産プロセス改善など社会の色々な場面で、政策・施策提案できる技術の開発を目指している。

東京大学独自の取り組み-東京大学AGS研究会

東京大学ではパートナー大学との国際的な共同プロジェクトと並行して、民間の企業・団体からの助成を受けて独自にAGS基金を設け、国内プロジェクト(東京大学AGS研究会)を推進している。国際プロジェクトと関連したプロジェクトや将来国際プロジェクトとして提案を目指すテーマについて学内の多くの分野の研究者から毎年30件以上の応募を受け、助成企業、団体、学内関係者から構成される運営委員会で評価、審議し、採択を決定している。