アフリカ都市の形成過程とインフォーマル市街地:ザンビア・ルサカを事例として

平成22年度 成果一覧

城所 哲夫(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻・准教授)
小野 悠(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻・博士課程(日本学術振興会・特別研究員)
Nick Schutgens(Clarendon Laboratory, University of Oxford)
志摩 憲寿(東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻・助教)

要旨

世界で最も急速に都市化が進むアフリカ。しかしながら、都市人口のほとんどはセルフ・ヘルプ的に形成・拡大し続けている、居住環境の劣悪なインフォーマル市街地に居住しており、小手先の居住環境改善では到底太刀打ちできない。  本研究は、ザンビアの首都ルサカを対象として、その都市形成史におけるインフォーマル市街地の形成・拡大過程を読み解き、インフォーマル市街地の土地所有権の正規化をねらって近年実施された「Lusaka Land Tenure Initiative」の教訓をふまえつつ、アフリカ都市のインフォーマル市街地の根底的課題を論じ、アフリカ都市の持続可能性に向けた論点を素描するものである。

キーワード

アフリカ、植民地都市、インフォーマル市街地、居住権、ルサカ

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