クリーンな化学的エネルギーの創製と有効利用:理論化学によるアプローチ

平成19年度 成果一覧

山下 晃一(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻 教授)
平尾 公彦(東京大学大学院工学系研究科学専攻 教授)
高塚 和夫(東京大学綜合文化研究科相関基礎科学 教授)

要旨

クリーンな化学的エネルギーの創製とその有効利用に向けた理論的アプローチとして以下のプロジェクトを実施した。(1)太陽エネルギーの有効利用を目指した量子機能材料の設計:PbSe, CdSe量子ドット系における有限温度での半導体量子ドット系のバンドギャップの理論的検討、(2)量子機能材料設計のためのUTChemプログラムの開発:密度汎関数法における新しい汎関数、(3)電子移動、化学反応の理論モデルの構築:1.カオス量子化のメカニズム、2.原子クラスターからの原子・分子蒸発の統計化学反応論、3.プロトン移動と分子内電子流れの同時動力学、4.電子・原子核同時動力学の基礎理論の構築。

キーワード

太陽エネルギー、量子ドット、電子状態理論、UTChem プログラム、密度汎関数法、電子・原子核同時動力学