リスク規制とガバナンス

平成19年度 成果一覧

城山 英明(東京大学大学院法学政治学研究科 教授)
鈴木 達治郎(東京大学公共政策大学院客員 教授)
松尾 真紀子(東京大学公共政策大学院 特任研究員)

要旨

現代社会は科学技術の発達に伴う様々な便益を享受するとともに、安全・環境・安全保障上の様々なリスクなどの課題に直面している。科学技術には不確実性が不可避であり、また、予測の必ずしも容易ではない多様な社会的目的のために利用可能である。このような多様な可能性と課題を伴う科学技術を社会はどのようにマネジメントしていけばいいのだろうか。社会的判断を行う際には、どのようなトレード・オフがあり、それにどのように立ち向かえばいいのだろうか。そのためには、科学技術を、様々な分野の専門家、様々なレベルの政府(国際組織、国、地方自治体)、様々な団体(専門家団体、事業者団体等)や市民といった多様なアクターの連携によりマネジメントしていく仕組み、すなわち、ガバナンスが必要になる。また、そのための政策手段が技術社会影響評価(テクノロジーアセスメント)である

キーワード

ガバナンス、技術社会影響評価(テクノロジーアセスメント)、リスク、便益