世界食糧需給モデルに基づくアジア土地利用の将来予測

平成12年度 成果一覧

川島 博之(東京大学大学院 農学生命科学研究科)
森 直樹(東京大学大学院 農学生命科学研究科)
大賀 圭治(東京大学大学院 農学生命科学研究科)

要旨

森林を伐採し農地を造成することは、土地利用変は最も主要な要因である。本研究では、農耕地がどのような条件の下で拡張・廃棄されるか検討した。解析手法としてGISを用いた。食料需給予測には、当研究室で開発した国際食料需給予測モデルを用い、反収の増加、経済成長率の変遷についてはシナリオ分析を採用した。現在の経済成長と反収の伸びが続くと仮定した場合、東南アジアでは熱帯林が伐採され農地面積が拡大する可能性が高い。これに反し、北アジアでは耕作放棄による農地面積の減少が生じると推定された。