中国におけるコールベッドメタン増進回収の可能性評価

平成18年度 成果一覧

島田 荘平(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 准教授)
大島 義人(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻  教授)
佐藤 徹(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻  教授)

要旨

中国におけるコールベッドメタン増進回収の経済性評価を行った。経済性評価に不可欠な、メタン生産量、CO2固定量を予測するため、コールベッドメタン増進回収シミュレータECOMERS-UTを開発し、その産量、CO2固定量を予測する妥当性を検証した。経済性評価では、CO2の注入時期、CO2クレジット価格、プロジェクト実施サイトなどと経済性の関係を求めた。その結果、現時点では、CO2クレジットがない場合、CBMRは経済的に実施が困難であることを示した。 また、同じ条件の炭層地質条件下で中国と日本でプロジェクトを実施した場合、貯留コストにUS$60/t- CO2の差がでることを示した。

キーワード

コールベッドメタン、CO2、地中貯留、経済性評価、中国