中国における炭層ガス開発・利用システムの経済性評価

平成19年度 成果一覧

島田 荘平(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 准教授)
大島 義人(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻  教授)
佐藤 徹(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻  教授)

要旨

中国では石炭層に賦存するコールベッドメタン(CBM)の今後の開発が期待されている。しかし、中国の石炭層は浸透率が小さく、通常の垂直坑井による生産では経済性が見込めない。そこで、本研究では、低浸透率炭層に効果のある水平坑井を採用した場合のCO2注入による増進回収法の経済性を評価した。水平坑井による増進回収では、メタンガス生産量とCO2固定量が多くなることから、メタン価格、二酸化炭素クレジット価格の影響を大きく受けることが示された。また低浸透率炭層での水平坑井の優位性が示された。中国でのケーススタディーとして、浸透率の異なる陽泉地域、峰峰地域、ほう東地域の3地域の経済性を評価した。

キーワード

コールベッドメタン(CBM)、増進回収、CO2、水平坑井、中国