中国における食の安全に関わる化学物質のリスク評価:新たなプリオン検出法

平成21年度 成果一覧

小野寺 節(東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻教授)

要旨

2001年9月に日本でBSE第一例が発見されてから、日本政府は公衆衛生、家畜衛生上様々な対策を講じた。病原体の検出法はELISA等の免疫学的検査法を用いて行われる。この方法を最近のハイテクを用いて改良するために、自動機械を用いたマイクロELISAを開発した。我々の方法により、病原体の検出・検量が25分で可能となった。また、10μ?という微量な試料で検出が可能となった。これらの検査の迅速化・微量化はBSE対策に資するところが大と思われる。今後、この技術を従来法と組み合わせ、さらに検査の精緻化が計られよう。

キーワード

牛肉、牛海綿状脳症、プリオン、マイクロELISA、リスク分析

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