中国の石炭利用のクリーン化

平成13年度 成果一覧

定方正毅(東京大学 大学院工学系研究科化学システム工学専攻教授)
Steven Kraines(東京大学 大学院工学系研究科化学システム工学専攻教授)
城山英明(東京大学 法学系国際政治研究科助教授)

要旨

中国では酸性雨、光化学スモッグ、地球温暖化ガスのような大気汚染問題が深刻化している。 大部分の大気汚染ガスや地球環境破壊ガスは石炭燃焼プロセスおよびコークス製造プロセスから発生する。  本研究では1)石炭燃焼プロセスから発生するSOxを除去するための新しい乾式脱硫プロセス、および2)コークス製造および利用プロセスからの汚染物質排出量を評価できる統合的数学モデルを開発する事を目的とした。 1)の研究では従来の脱硫剤に比べて脱硫速度が3倍の新規脱硫剤を開発した。 これと実験室スケールの循環流動層を用いる事によって脱硫率83%を得ることができた。

キーワード

大気汚染、中国、石炭燃焼プロセス、コークス製造プロセス、脱硫プロセス