中国天津市における都市と農村の融合に基づく共生的持続的システムの構築

平成20年度 成果一覧

森田茂紀(東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻・教授)
武内和彦(東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻・教授)
横山伸也(東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻・教授)
木南 章(東京大学大学院農学生命科学研究科農業・資源経済学専攻・教授)
高野哲夫(東京大学アジア生物資源環境研究センター・准教授)
福士謙介(東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・准教授)
尾崎宏和(東京大学工学系研究科都市環境工学専攻・研究員)
原 祐二(東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・助教)

要旨

都市と農村の融合に基づく共生的・持続的な循環型社会を構築するための問題として、とくに土地利用、米生産、重金属汚染、塩類土壌改良を抽出し、その解決方法の検討を進めた。都市化の進行により近郊農業が多様化しており、付加価値の高い農産物への移行がみられるが、同時に総量供給にも考慮した土地利用の全体計画が必要である。水稲栽培については良食味米への嗜好が明確化しており、食味官能試験を実施しながら、中国国内で収集された遺伝資源を利用した品種育成と窒素肥料を削減した栽培システムの確立を目指して研究を進めている。土壌の重金属汚染も深刻であり、化学的生物的浄化方法の検討を進めている。また、塩類集積土壌の改良については、野生植物の耐塩性遺伝子に関する研究を踏まえ、遺伝子の単離と非食用作物である牧草への導入を進めている。

キーワード

天津、都市農村混在,塩類土壌、重金属汚染、コメ生産

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