中国天津市をモデルとした巨大都市と近郊農村の持続的・共生的な循環社会の形成

平成21年度 成果一覧

森田 茂紀(東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻・教授)
武内 和彦(東京大学大学院農学生命科学研究科生圏システム学専攻・教授)
横山 伸也(東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻・教授)
木南 章 (東京大学大学院農学生命科学研究科農業・資源経済学専攻・教授)
高野 哲夫(東京大学アジア生物資源環境研究センター・准教授)
福士 謙介(東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・准教授)
尾崎 宏和(東京大学工学系研究科都市環境工学専攻・研究員)
井田 真悟(東京大学工学系研究科都市環境工学専攻・研究員)
浦 剣(東京大学工学系研究科都市環境工学専攻・研究員)
原 祐二(東京大学サステイナビリティ学連携研究機構・助教)

要旨

都市と農村の融合に基づく持続的・共生的な循環型社会を構築するための問題として、とくに土地利用、米生産、重金属汚染、塩類土壌改良を抽出し、その解決方法の検討を進めた。土地利用は、都市の拡大により近郊農業が多様化している。付加価値の高い生産物への移行がみられるが、総量供給にも考慮した全体計画が必要である。水稲栽培については良食味米への嗜好が明確化しており、国内の遺伝資源を利用した品種育成と窒素肥料を削減した栽培システムの確立を目指して研究を進めている。農地における重金属汚染も深刻であり、ファイトレメディエーションを中心に研究を進めている。また、今後、重金属汚染が問題となることが予想される地域でのリスク研究も開始した。塩類土壌改良については、野生植物から単利した耐塩性遺伝子を牧草に入れる研究を進め、成果があがっている。

キーワード

天津、都市農村混在,塩類土壌、重金属汚染、水不足、コメ生産

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