人間活動起因重金属イオンの環境挙動 -放射性廃棄物の環境挙動と移行制御-

平成13年度 成果一覧

田中 知(東京大学 大学院工学系研究科システム量子工学専攻教授)
長崎晋也(東京大学 大学院新領域創成科学研究科環境学専攻助教授)

要旨

Arガス雰囲気下と大気開放下における、ネプツニウム(Np(V))のマグネタイトへの収着速度を評価し、両者の差から水溶液中でマグネタイトを共存させた場合のNp(V)の還元される速度を決定した。マグネタイトを共存させた場合のNp(V)の還元される速度は、バルク液相におけるNp(V)の還元速度より速く、この反応は固液界面における反応であることを示した。また、初期添加するNpとしてNp(IV)溶液を用いた実験を行い、上記の反応が変質相- 結晶相界面で起こっていることを示した。

キーワード

Np(V)、マグネタイト、還元