化学物質の環境および健康リスクの評価に基づいたプロセスおよび製品設計

平成21年度 成果一覧

平尾 雅彦(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻教授)
菊池 康紀(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻助教)
菊地 恵美(東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻大学院生)

要旨

製造産業において化学物質は様々な制約下で一定の「機能」を満たすために利用されているが、環境・健康・安全(EHS)にかかわるリスクの原因にもなっている。産業におけるプロセスおよび製品設計技術者は、様々な代替案の中から要求される機能を満たし、リスクを許容される範囲になるように設計を行う。経験的に行われているこの設計作業を支援するために、リスクと機能を同時に検討できるようなモデルが求められる。本研究では、金属洗浄プロセスを例として、化学物質のリスクとプロセスや製品機能に関わる情報を体系化し、プロセスの定性および定量モデルを構築し、リスクと機能の評価を支援し、産業における持続的な化学物質利用手法を低減する。

キーワード

化学物質リスク,産業洗浄,リスクアセスメント,ライフサイクルアセスメント,トレードオフ

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