協調行動促進に向けたネットワーク・オブ・ネットワークスの構造分析

平成22年度 成果一覧

梶川 裕矢(東京大学大学院工学系研究科総合研究機構イノベーション政策研究センター
東京大学大学院工学系研究科技術経営戦略学専攻)

要旨

多様な知識やスキルを統合し、持続可能性を世界の共通の課題と捉えて取り組むことの重要性が認識されている。我々が直面している複雑な課題は単一の学術領域や、そもそも学だけでは解決な困難であり、領域やセクターを超えた協働が必要となっている。そのための一つの試みが、領域やセクターを繋ぐネットワーク・オブ・ネットワークスの構築である。しかし、現在はなお領域・セクター間の溝が存在する。本研究プロジェクトでは、サステイナビリティ学における現在の共同研究の構造を分析し、既存のネットワークを超える越境性協働が優れた研究成果につながっていることを実証的に示した。このことは学際的研究や超領域的行動を今後推進すべき一つの証左となる。

キーワード

ネットワーク・オブ・ネットワークス、共同研究、越境性協働

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