対流・放射連成解析を用いた中国・ShenZhen市の集合住宅の屋外温熱環境に関する研究

平成14年度 成果一覧

大岡龍三(東京大学 生産技術研究所 助教授)
加藤信介(東京大学 生産技術研究所 教授)
陳 宏(東京大学 大学院院生)
原山和也(東京大学 大学院院生)

要旨

中国の各地方都市は現在急激な発達を遂げている。特に香港に隣接するShenZhen市は1980年に経済特別区となったことをきっかけに、わずか20年の間に、人口2万人の小都市から380万人の大都市へと急成長した。また、都市規模の急激進行に伴う都市温暖化等の夏季の屋外環境の悪化も認められるようになった。この劣悪屋外温熱環境を改善するために、近年、都市計画と建築設計から都市の温熱環境に関する多くの提案があるが、これら計画の実効性を評価するために、屋外温熱環境の数量化把握することが求められている。本研究では、①中国・ShenZhen市におけるある集合住宅で行った屋外温熱環境の実測による集合住宅の夏季の屋外温熱環境の実態把握、②実測対象領域における温熱環境の数値解析。以上の2点を行い、団地内の夏季の屋外温熱環境を評価する。更に、③現状の劣悪な屋外温熱環境を改善するための計画案を提案し、その効果を検討した。

キーワード

ヒートアイランド、屋外温熱環境、建物の形状、緑地、SET*