専門知識の共有・探索・統合基盤EKOSSにより Sustainability Science知識ネットワーク構築

平成18年度 成果一覧

スティーヴェン・クレイネス(東京大学総括プロジェクト機構学術統合化プロジェクト(ヒト)助教授)
郭 維森(東京大学総括プロジェクト機構学術統合化プロジェクト(ヒト)研究員)
ブライアン・ケンパー(東京大学総括プロジェクト機構学術統合化プロジェクト(ヒト)研究員)
中村 豊(三洋メトロジクス株式会社)

要旨

東京大学を始めとする各々の研究機関において行われたSustainability Scienceに関する研究により生成された知識の公開するウェブポータルの実現に向ける第一歩として、AGS-Japan推進室からの助成金の基で実施されてきた研究プロジェクトの意味論的にコンピュータ処理可能な記述をベースとしたSustainability Scienceのウェブ上知識ネットワークのプロトタイプを構築した。具体的に、オントロジーに基づく専門知識のセマンティック記述を作成するためのEKOSSのウェブシステムを用い、2000年から2005年の間にAGS-Japan推進室により助成された60以上の研究プロジェクトのセマンティック記述を、記述論理の元でSustainability Scienceのドメインにおける専門知識を表現する形式言語として設計したオントロジーで作成した。このSustainability Scienceの専門知識のコンテンツを構築するとともに、知識の生成者と利用者両方がシステムをもっと容易にアクセスできるため、EKOSSのウェブ基盤のAGS版のために専用的なソフトウェアツールやインターフェースを繰り返しのプロセスにより開発してきた。このシステムのソフトウェアとセマンティック記述のコンテンツをあわせて、AGS-Japan推進室により助成された研究に基づくSustainability Scienceの知識ネットワークを構築する。今の時点でシステム上に作成したセマンティック記述から抽出できる相互関係や理論的な推論の解析の予備的な成果をここで報告する。このよう解析をより広範囲に行うことにより、異なる研究プロジェクト間の重大なつながりを明確にしたり、成立された知識の統合化により新たな知識を確立したりすることまでは可能になると期待する。

キーワード

専門知識、知識ネットワーク、知識統合、セマンティックサーチ、知識記述、Sustainability Science