小型風車利用による中国黄土高原のヴァナキュラー型持続発展社会への試み

平成18年度 成果一覧

荒川 忠一(東京大学大学院工学系研究科 教授)
飯田 誠(東京大学大学院工学系研究科 講師)
安富 歩(東京大学大学院情報学環  准教授)

要旨

小型高性能風車AIRDOLPHINの研究開発に成功し、持続社会構築を目指し世界への広い普及を図るため、中国・黄土高原への導入を試みた。AIRDOPHINは新しい素材、空力および制御技術などを駆使し、効率や騒音などで、他の追随を許さない性能であることを示した。黄土高原へのAIRDOPHIN導入は、世界およそ10箇所で展開している性能試験の役割を担うとともに、黄砂の影響などの情報取得を目指している。砂漠地帯などの自然環境の厳しい地域において、AIRDOPHINが持続社会構築に対する大きな役割を果たしえることを示しつつある。

キーワード

風車、新素材、黄土高原、黄砂、高性能