山間部地域社会(山里)における薪炭燃料エネルギーの生産・流通構造に関する基礎的研究

平成21年度 成果一覧

吉田 伸之(大学院人文社会系研究科・教授)
後藤 雅知(千葉大学教育学部・准教授)
小松 愛子(大学院人文社会系研究科・研究支援員)
江下 以知子(大学院工学系研究科・博士課程)
熊遠報(早稲田大学理工学部・教授)
朴花珍(釜慶大学校人文社会大学・副教授)

要旨

本研究は、信濃国伊那郡の山里を素材として、薪炭燃料エネルギーの生産・流通構造の解明をめざす。今年度はその前提として、清内路村の社会=空間構造に見られる分節的な様相、および、山里に積層する人々の営みの一端を取りあげた。同村は、そのほぼ全体が、幕府の直轄支配下にある御榑木山=清内路山(南北二里・東西三里)に相当する。こうした広大な山林に包摂される山里・清内路村の人びとの、山を基盤とする生業の有り様や、支配との関係構造についてその特質を検討した。

キーワード

山里、榑木、伊那郡、千村氏、木師