廃棄物削減行動支配因子の解析及び啓発プログラムの実践

平成21年度 成果一覧

栗栖 聖(東京大学先端科学技術研究センター 講師)
Ana Paula Bortoleto2(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻(現サンパウロ大))
花木 啓祐(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 教授)

要旨

本研究は,北海道富良野市を対象として,地方自治体の政策立案における持続可能性(サステイナビリティ) に関わる論点の明確化および政策イシューの分析を行うことを目的とするものである.分析に当たっては,問題構造化手法を用いることとする.まず,富良野市の主要産業である農業,観光に加え,ゴミ・リサイクルルならびに社会福祉に関わる関係主体を抽出し,個別にインタビュー調査を実施した.調査に当たっては,問題構造認識図を作成し,各主体の目的,制約条件等が明示化されるようにした.その結果,農業と観光との連携がこれまで弱かったこと,各産業の関係者は相互に様々な期待を持っており,連携のメリットを感じているものの実現に至っていないこと,両者の連携にあたっては市のコーディネーターとしての役割が強く期待されていること等が明らかとなった

キーワード

廃棄物発生抑制,心理モデル,共分散構造解析,規範,環境配慮行動

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