環境・エネルギーに関するコミュニティ・ベースド・マネージメントの研究

平成21年度 成果一覧

丸山康司(東京大学教養学部特任准教授)
山本光夫(東京大学教養学部特任講師)
飯田誠(東京大学教養学部特任講師)

要旨

本報告では資源管理におけるコミュニティ・ベースド・マネージメント(以下、CBM)を再生可能資源の利用に応用し、地域特性に根差した資源の利活用、課題解決、技術導入を実現する手法を明らかにする。 CBMは地域住民が主体となって持続的な資源利用を実現するための手法であり、主として発展途上国で実施されてきた。これまでは専ら社会的コンフリクトの回避や自然資源の保全方法として応用されてきたが、本研究ではこれを再生可能資源の利用など広義の開発事業に対象を拡げ、その可能性を検証した。 具体的には青森県鰺ヶ沢町を対象とし、現在未利用となっているバイオマス資源の活用方法としてバイオオイル技術に注目し、持続可能な社会の実現というグローバルな課題と地域振興などのローカルな課題を同時に解決するためのシナリオ構築を試みた。これを踏まえ、地域社会との協働に基づいて、順応的な技術開発や技術導入を実現する方法を明らかにした。

キーワード

参加型アプローチ、バイオオイル,地域資源管理

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