膨縮する湖と地下水の関連 -国際観光都市シエムリアップへの安定した水資源としての可能性-

平成21年度 成果一覧

後藤宏樹(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 修士課程)
徳永朋祥(東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 准教授)
茂木勝郎 (東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 技術専門職員)
片山浩之 (東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 准教授)
多部田茂 (東京大学大学院新領域創成科学研究科環境システム学専攻 准教授)
知花武佳 (東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻 講師)
福士謙介 (東京大学サステイナビリティ学連携研究機構 准教授)

要旨

アンコール地域の水資源として大きな役割を果たしている地下水の流動状況について研究を実施した。地下水位計測の結果からは、西バライ北部の地下水は西バライに貯留されている表流水とは交流を行わず、プオック川へ排水されていることと、シェムリアップ川周辺の地下水はシェムリアップ川に排水されていることが示唆された。また、市街地への水道水供給源である地下水揚水井群がある地域において局所的な地下水位の低下が認められた。研究対象地域には水位の調査結果と水質の調査結果とを整合的に説明できない地域があり、今後さらなる研究が必要である。

キーワード

アンコール地域、地下水、水位、水質

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