遺伝的アルゴリズムを用いた建築・都市エネルギーシステム設計支援ツールの構築

平成20年度 成果一覧

大岡 龍三(東京大学生産技術研究所 准教授)
加用 現空(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 博士課程)

要旨

分散エネルギーシステムを中核とした地域エネルギーネットワークは、散在する再生可能エネルギー・未利用エネルギーの効率的な面的利用が期待できる。しかしながら、分散エネルギーの導入に際しては、効率的なエネルギー利用の組合せを実行しなければ、かえってエネルギー消費が増大することも報告されている。複数の機器や建物が関連する分散エネルギーシステムにおいては、需要と供給の収支は複雑であり、設計が困難となる。そこで、筆者らは非線形問題を扱うことができる遺伝的アルゴリズム手法を用い、分散エネルギーシステムの導入拡大に貢献するエネルギーシステム最適計画手法を開発した。本研究では、GA利用において各種パラメータが予測精度に及ぼす影響を検討するとともに、コージェネレーションに基づく分散エネルギーシステムを採用する場合、分散エネルギー使用の有無が最終的な運用エネルギー消費に及ぼす効果を確認する。

キーワード

分散エネルギーシステム、最適計画手法、遺伝的アルゴリズム

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