都市の持続再生に向けた都市交通政策への問題構造化手法の適用

平成19年度 成果一覧

加藤 浩徳(東京大学大学院工学系研究科  准教授)
城山 英明(東京大学大学院方角政治学研究科 教授)
中川 善典(高知工科大学マネジメント学部  講師)
深山 剛(三菱綜合研究所 主任研究員)

要旨

本論文は,LRTの導入を10年近くの期間にわたって検討してきている,宇都宮市を事例として取り上げ,LRT導入に関わる問題の構造を分析し,今後の導入に向けた検討に資することを目的とする.まず,関係主体に対するインタビュー調査を実施した.次に,インタビュー調査の結果から,関係主体の問題構造認識を分析し,各主体の関心の違いや問題の認識の違いを比較した.インタビュー結果から,導入に関わるファクターとドライバーを抽出し,LRT導入にかかわるイシューの整理を行った.さらに,関係主体間の相互期待表を整理することを通じて,LRT導入に向けた関係主体間の連携の可能性を検討した.これらの分析の結果から,今後のLRT導入に向けた検討に資することが期待される.

キーワード

宇都宮,LRT,問題構造化