都市を持続可能社会とする対策技術とその統合評価システム THP (Tokyo GHG Half Project)

平成13年度 成果一覧

小宮山宏(東京大学大学院 工学系研究科化学システム工学専攻教授)
花木 啓祐(東京大学大学院 工学系研究科都市工学専攻教授)
山地 憲冶(東京大学大学院 工学系研究科電気工学専攻教授)
岸 利治(東京大学大学院 工学系研究科電気工学専攻教授)
柳沢 幸雄(東京大学大学院 新領域創成科学研究科教授)
高橋 宏(東京大学大学院 工学系研究科システム工学専攻 地球環境工学寄付講座客員教授)
原田 昇(東京大学大学院 新領域創成科学研究科教授)
伊香賀俊治(慶應義塾大学理工学部訪問教授)
山田 興一(信州大学繊維学部精密素材工学科教授)
松尾 友矩(東洋大学工学部教授)
玉井 信行(金沢大学工学部教授)
石谷 久(慶應義塾大学政策メディア研究科教授)

要旨

都市におけるGHG削減のための様々な方策の効果を統合的に評価する方法論を,これまでの東京を対象とした検討だけでなく,中国遼寧省に適用するために,産業連関表を用いて,ベースラインとなるCO2の排出量を推定した.電力,鉄鋼部門のCO2削減ポテンシャルが大きく,また消費の観点からは建設需要に由来する各産業におけるCO2排出量が大きい.これらの部門における対策が重要であるが,複数の対策の効果は相互に相関するため,本分析では各部門の相互の相関関係について定量的な評価をおこなった.また中国の地域特性を考慮し,SO2についても同様の検討がなされた.