都市型高齢社会に対応した社会関係資本の再生と人のつながりの創成

平成21年度 成果一覧

牧野 篤(東京大学大学院教育学研究科)
菅原 育子(東京大学総括プロジェクト機構ジェロントロジー寄付研究部門)
村山 洋史(東京大学大学院医学系研究科)
吉江 悟(東京大学総括プロジェクト機構ジェロントロジー寄付研究部門)
涌井 智子(東京大学大学院医学系研究科)
荒見 玲子(東京大学大学院法学政治学研究科)

要旨

我が国の人口高齢化は今後大都市およびその近郊部を中心に進むことが予測されており、人口構造の劇的な変化に対応した都市づくりが急がれる。高齢化した社会においては社会関係資本が重要な概念となると予測し、パイロット調査として、地域社会における社会関係資本の測定と関連要因の探索を行った。千葉県柏市在住の成人男女を対象とした郵送調査を実施し1,735名(回収率42.1%)から回答を得た。分析の結果、回答者の性別、年齢、婚姻状況などの個人変数に加え、居住地域の景観や安全性に関する評価が社会関係資本の指標と相関していた。この結果を基に、地域社会における社会関係資本の醸成を目指した介入プログラムの開発を開始している。

キーワード

都市の高齢化,社会関係資本,居住環境,郵送調査

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