都市文化の多様性のサスティナビリティ:東南アジアにおける都市文化遺産・資産の評価・再生とその手法の現地移転(2)

平成20年度 成果一覧

村松 伸(総合地球環境学研究所教授・東京大学生産技術研究所教授兼任)
林 憲吾(総合地球環境学研究所プロジェクト 研究員)
三村 豊(東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程)

要旨

都市のサスティナビリティを確保するためには、都市が培ってきた環境文化資源の多様性を保持することが必要であるとの仮説から、本研究では、都市環境文化資源の範疇に人間の知的営為を含め、資源として扱う枠組みやその活用に向けた抽出から再生に至るサイクルの構築を試みた。具体的には、インドネシア人建築家フリードリッヒ・シラバンを対象とし、彼がインドネシア・ボゴールに建てた自宅兼事務所に残る図面や書籍のリスト化、家族やデヴィ夫人へのインタビューを通して、彼の活動の軌跡を明らかにし、その評価を行った。以上の過程は、ジャカルタのmAANインドネシアと共同で行うことによって、現地の研究者、学生たちに、その意味、意義、手法を伝達することが可能となった。

キーワード

ボゴール,都市環境文化資源、フリードリッヒ・シラバン、建築家、手法の移転

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