長寿社会における新患者学の創成:患者教育ツールの開発と試行

平成21年度 成果一覧

秋下 雅弘(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
野村 和至(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
江頭 正人(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
亀山祐美 (東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
山口 潔(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
小川純人(東京大学大学院医学系研究科加齢医学)
山本 寛 (東京大学大学院医学系研究科加齢医学)

要旨

患者・家族の老年医療に対する理解は不十分で、医療行為に関連した問題の原因にもなっている。そこで、医療関係者のみならず患者・家族の基礎教育にも使用可能な老年医療の系統的講義用パワーポイントとして、10タイトル(各1時間相当)を作成した。さらに、一般公開で行っている東大病院内の「高齢者教室」でそのパワーポイントを用い、アンケート結果をまとめた。平均参加者数は75名で、うち85%の回答者の背景は、年齢71±11歳、東大病院もしくは外部医療機関の患者71%、男性24%、女性71%、未記入5%であった。講義内容に関しては、分かりやすかった73%、一部分かりにくかった14%、大変参考になった73%、一部参考になった15%などの集計結果であった。具体的な指摘を基に改訂し、今後は院外の公開講座にも用いる予定である。

キーワード

高齢社会、老年医学、教育、患者

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